2月13日放送の「行列のできる相談所」で鹿児島県 垂水市 大野原(うのばい)の”つらさげ芋”を取り上げるというのを見て ”つらさげ芋 って何?” 糖度50度?天然のスイートポテト??衝撃の甘さ?と気になったので”幻のさつまいも”つらさげ芋について作り方や価格など調査してみました。
つらさげ芋とは
つらさげ芋はさつまいも収穫量ダントツトップで全国収穫量の35%を占めるサツマイモの産地、鹿児島県で作られています。
鹿児島県の桜島に隣接する垂水市 大野原(うのばい)地区の土地が肥えた土壌で育ったサツマイモ”紅はるか”を使用します。
標高550mの冷涼な気候でさつまいもを吊るして美味しくする”つらさげ芋”はこの大野原で昔から伝わる製法です。
つらさげ芋の作り方
大野原(うのばい)で収穫された”紅はるか”を収穫後、軒先などに吊るして1~2か月ほど冷たい風にさらして熟成させます。
熟成させる事で程良く水分が抜け、糖度が増し濃厚な甘さのさつまいもになります。
この熟成させる期間が重要なポイントで、管理も大変なんです。
霜が降りる日には納屋などに移しストーブを焚いたり、暖かすぎるときは扇風機で風を送ります。
毎日、気温や湿度、天候を気にしながら丁寧に熟成させるそうです。
焼き芋にしている製品は熟成後、適切な温度管理でじっくりと時間をかけて糖を逃がさないように焼き上げます。
甘味料は使ってないのに糖度は40度以上で中には50度超える事もあるという信じられない甘さのお芋になります。
思った以上にものすごく手間暇がかかっているんですね。”幻のさつまいも”と言われるのもうなずけます。
糖度50度といえば ”甘さ控えめのジャム” ぐらいの甘さで、初めて食べた人は驚く人が多いようですね。
つらさげ芋の値段は?
毎年12月の第1日曜日に開催される「大野原いきいき祭り」で販売されていて、このお祭りがつらさげ芋の販売解禁日でそれより前に売る事が以前は出来なかったようです。
2021年からは12月1日が販売解禁日となりました。
2021年の大野原いきいき祭りが中止になった為、”道の駅たるみずはまびら”で特別販売されました。
こちらでは”つらさげ芋400円~”という表記がありました。量が書いていないですが、おそらく1本の値段ではないかな?と思います。
大野地区公民館
大野地区公民館のページでは1000円でした。こちらも販売時期でないせいか量が記載されてませんでした。泣
とりあえず手の届かない値段ではなさそうです。
個人販売?
つらさげ芋を作っている個人の方が販売しているのか?会社名も店舗名も無いページですが1パック500gで1500円です。
宮下商店
1月28日にスッキリで山田涼介さんと八乙女光さんがロケに行った様子が放送されTBSのザタイムでもつらさげ芋を取り上げたようで、通常は2月頃まで販売しているのですが、あっという間にに売り切れたみたいですね。
焼き芋を冷凍したタイプ「宮下さんちの熟成芋」約500g¥1080
まとめ
・つらさげ芋は鹿児島県の大野原(うのばい)でつくられる”幻のさつまいも”
・ものすごく手間暇かけて作られる糖度50度にもなる天然のスイートポテト
・つらさげ芋の値段は500g1000円ぐらい
・つらさげ芋の販売は主に12月から2月頃まで
**********************
大量に作る事ができず、つらさげ芋を作る農家さんが減ってきている希少なさつまいもですが、是非一度味わいたいです!
2022年に流行るスイーツを”ぼる塾!田辺さん”が予測5選【ラヴィット】
大須トゥンカロン対決!トゥンカロンはまずい?次に流行るスイーツ
トラウデン直美の野菜生活とは?プロフィールや畑の場所など
病気に弱い「ルレクチェ」の特徴や値段は?
コメント