2022年も残すところあとわずか! 今年も12月31日に「第73回NHK紅白歌合戦」が放送されます。今回は改装が終わったNHKホールにて、久しぶりの有観客での開催も話題となっています。
紅白歌合戦2022年の見どころ
2022年の最後の時間、歌を通して平和の尊さ、希望に満ちた愛を感じてほしい。大晦日を年に一度のハレの日にしたいという願いを込めて開催されます。
今年の紅白のテーマは「シェア紅白」。テレビやラジオで楽しみながら、スマートフォンやPCで紅白をシェアして貰う事を目的としています。
SNSに投稿して気持ちを共有したり、同じアーティストが好きな人たちと交流したり。LOVE & PEACEを合言葉に紅白歌合戦を楽しめるように作られています。
注目のアーティスト
2022年の紅白歌合戦も話題のアーティストが満載です!
要チェックの注目アーティストを確認してみましょう。
ウタ(Ado)
アニメ関連のアーティストがたくさん出演しますが、今年の紅白の目玉は、なんといっても「ウタ」の登場でしょう。
ONE PIECE FILM REDのオリジナルキャラクターである「ウタ」が、シリーズの主題歌「新時代」を歌うことになりました。
アニメキャラクターが紅白の歌手として登場するのは、番組史上初めてのことです。
いまだに顔を見せないウタ(Ado)が、イベントで歌う姿を見せないことを示唆していますが、一方でARなどを駆使した強力な演出も期待されます。
様々なアニメ作品の楽曲を手がけているAimerは、遊郭編「鬼滅の刃」のオープニングテーマ「残響讃歌」を歌うことも発表しています。
オーディション番組出身の男性グループ
オーディション出身のボーイズグループのJO1、BE:FIRSTに注目です。この2つのグループは確実に成功を積み重ねており、ついに紅白出場まで叶えました。
今まで紅白と言えばジャニーズが席巻していましたが、ストリーミングを駆使し、新しい音楽メディアを使って人気を積み重ねてきたJO1やBE:FIRSTが、これまでの紅白の定番をあっという間に変えてしまったのです。
JO1は、2019年9月から12月まで放送されたオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」の優勝者11名で結成されたボーイズグループです。
レーベル・事務所は吉本興業と韓国CJ ENMの合弁会社LAPONE ENTERTAINMENT。
JO1はこれまでに「PROTOSTAR」「STARGAZER」の2枚のアルバムをリリースし、いずれもオリコン週間チャートで1位を獲得、また日本を飛び出して香港、台湾のiTunesチャートにもランクインしています。
BE:FIRSTはラッパーのSKY-HIが企画したボーイズグループオーディション番組「THE FIRST」の第1期メンバーで構成されたグループです。
オーディションで披露した曲の映像は、YouTubeなどで100万回以上再生され、リリースした曲もチャート1位を獲得しています。
また、発売と同時にメンバーの名前がSNSでトレンド入りするなど、デビュー前から注目を集めていました。
7人のメンバーは、高い歌唱力と演奏力、そして自分たちで音楽を創り出す力を持っている。世界を目指すボーイズグループの紅白での活躍が注目です。
K-POPアーティスト
K-POP関連グループである、TWICE、IVE、LE SSERAFIM、日本ではNiziUや前述のJO1といったアーティストもみどころです。
ガールズグループだけで考えると、Perfume、乃木坂46、日向坂46だけがJ-POP出身なので、K-POPグループの方が多いことになります。
特に注目されるのは、3つのガールズグループで、全20人のメンバーのうち、6人が日本人で、全体の3割を占めているという明白な共通点があることです。
それが参加動機のひとつになったのかもしれません。
日本ではまだデビューしていない新人のIVEとLE SSERAFIMの参加は意外なものでした。
ですが、両グループの世界的な成功を考えると、K-POPアーティストが紅白に出演することは贅沢なことであることは確かです。
LAST ROCKSTARS
YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによるスーパーバンド。
今年11月11日に「世界に旋風を巻き起こす」という志のもと結成された「THE LAST ROCKSTARS」です。
紅白でテレビ初出場となります。なんてスペシャルなメンバーでしょう!これは見逃し禁止ですね!!
ディズニー&MISIA
11月から東京ディズニーシーでスタートした「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の日本語版テーマソング「君の願いが世界を輝かす」を歌うMISIAさんがディズニーの世界に入り込み、ディズニーの仲間たちと共演します!
第73回NHK紅白歌合戦&ディズニー&MISIA&紅白歌合戦の一夜限りのコラボが実現します。
こちらも必見ですね!
加山雄三 ラストステージ
今年で加山雄三さんはコンート活動から引退されます。
そして第73回NHK紅白歌合戦がラストライブとなります。
長きにわたり活躍されてきたレジェンドの勇姿を見ない理由はないですね!
その他のみどころ
紅組と白組のジャンル分けの見直しも行われています。
紅白のロゴもグラデーションになっており、今年は女性メンバーがいるSEKAI NO OWARIが紅組であったり、活動再開の氷川きよしを「特別企画」としての出演にしたりと、何か意図があるように感じます。
曲目、出場者、タイムテーブル
『第73回紅白歌合戦』歌唱順
【組】歌手名(出場回数)「曲目」
●前半
【白】SixTONES(3)「Good Luck!」
【紅】天童よしみ(27)「ソーラン祭り節」
【紅】緑黄色社会(初)「Mela!」
【白】郷ひろみ(35)「GO!GO!50周年!!SPメドレー」
【白】なにわ男子(初)「初心LOVE」
【紅】水森かおり(20)「九十九里浜~謎解き紅白スペシャル~」
【紅】LE SSERAFIM(初)「FEARLESS -Japanese ver.-」
【白】Saucy Dog(初)「シンデレラボーイ」
【白】山内惠介(8)「恋する街角~きつねダンスRemix~」
【紅】日向坂46(4)「キツネ」
【白】JO1(初)「無限大」
【紅】milet(3)「Fly High」
【紅】NiziU(3)「CLAP CLAP」
【白】鈴木雅之(5)「違う、そうじゃない」
【白】BE:FIRST(初)「Shining One」
【紅】SEKAI NO OWARI(6)「Habit」
【白】三浦大知(4)「燦燦」
【紅】IVE(初)「ELEVEN -Japanese ver.-」
【白】Snow Man(2)「ブラザービート~紅白みんなでシェー!SP~」
【紅】Perfume(15)「紅白 Medley 2022」
【企画】THE LAST ROCKSTARS「THE LAST ROCKSTARS」
【紅】Aimer(初)「残響散歌」
【紅】坂本冬美(34)「お祭りマンボ~スカパラSP~」
●後半
【紅】ウタ(初)「新時代」
【白】King Gnu(2)「Stardom」
【白】三山ひろし(8)「夢追い人~第6回けん玉世界記録への道~」
【紅】TWICE(4)「Celebrate」
【企画】「ディズニースペシャルメドレー」
【白】Vaundy(初)「怪獣の花唄」
【企画】milet,Aimer,幾田りら,Vaundy「おもかげ」
【白】純烈(5)「プロポーズ ~白い雲のように」
【企画】back number「アイラブユー」
【紅】乃木坂46(8)「裸足でSummer」
【紅】工藤静香(9)「35周年SPメドレー」
【白】King & Prince(5)「ichiban」
【白】Official髭男dism(3)「Subtitle」
【紅】あいみょん(4)「ハート~君はロックを聴かない」
【企画】加山雄三「海 その愛」
【紅】Superfly(6)「Beautiful」
【白】藤井風(2)「死ぬのがいいわ」
【紅】篠原涼子(2)「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」
【白】ゆず(13)「夏色」
【白】関ジャニ∞(11)「T.W.L」
【白】星野源(8)「喜劇」
【企画】氷川きよし限界突破×サバイバー
【企画】松任谷由実 with 荒井由実/Call me back
【白】KinKi Kids(2)「25th Anniversary Medley」
【企画】安全地帯「I Love Youからはじめよう」
【紅】石川さゆり(45)「天城越え」
【企画】桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎「時代遅れのRock’n’Roll Band」
【紅】MISIA(7)「希望のうた」
【白】福山雅治(15)「桜坂」
●特別出場
・氷川きよし
・加山雄三
・松任谷由実 with 荒井由実
・MISIA
・back number
まとめ
2022年の紅白歌合戦は司会・大泉洋、橋本環奈。スペシャルナビゲーターとして櫻井翔が担当します。
「歌を見る・聞くだけ」ではない今年の紅白歌合戦に注目が集まります。
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